2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

三島由紀夫『豊穣の海 春の雪』

気取った描写も含めて面白く読んだ。主人公の女々しい感じや、貴族やその周辺の人々の、一見すると高貴な感じの裏に、しょうもなさがハンパなく出ているところは、非常に面白い。 個人的には、綾倉という貴族?の末裔の家長が、自分のとこで働く年配の女性と…